Louxのマニアックな日々をつれづれと。。。
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2009年7月28日火曜日

告白

ブログをこの何日かお休みしてました。
とても悩んでいて、考えがまとまったら再開しようかな、と思っていました。

肩を再脱臼したのが今年の3月28日。
1ヶ月は“絶対安静”にも関わらず、仕事に出たりして、
全快したのか、現在も微妙なまま今日に至りました。

整形外科の先生は一つの案として再手術を勧めたけど、
リスクが大きすぎるのと、金銭的な事、長期の休暇など考えると
いろんな事情で踏み切れない。
10数年前の手術で肩にチタンのビスで留めたハズなのに、
'03に外れ、今回も。
精密検査をしたくてもチタンが入っているため"MRI"検査ができないので
状況はまったくわからず・・・

脱臼は恐ろしく痛い。
想像を絶する痛み。

脱臼させられたら、やっていない殺人も「ワタシがヤリマシタ」って
簡単に言ってしまえると思う。
中世のヨーロッパでは拷問の一つでした。

「また外れるかもしれない・・・」そんな恐怖感と隣り合わせで踊っていくのは
困難なのではないかと考えだし悩みました。
そして“アラベスク”“シェネ”が美しく機能的に出来ない。
やりたいように動けないし、レッスンでは隣人にビクビクしながら過ごす。
生徒さん達にもきちんと教えていけているのだろうか・・・
悪影響はないのかと。

自分ではやってたつもりだったのがホントに“つもり”で実は
全然出来てなかった…
左肩をかばいながらのダンスは美しくありませんでした。

そう思うとやはり手術をした方がいいのか悩みましたが、
きちんと治るのに一年以上かかると思うし、前回手術をした年齢とは明らかに
違うから、元のように戻らないかもしれない。
へたしたら、今よりひどい状況かも。
生きていくう上では困らないかもしれないけど、ダンスで肩が上がらなかったり、
開かなかったり。

かと言ってこのまま、左腕で荷物を持つことさえ困難な状況なのに
ダンサーという職業をまっとうし、生きていくのには無理なのかなぁと
絶望的な思いで、もうあきらめなくちゃいけないんだろうかと
先週、先々週辺りから悩んでました。

7月23日にハフラ(パーティ)があったのでそれを期に辞めようか、ホンキで考えました。
でも練習していたら悲しくて悲しくて、踊りながら涙が止まらなかった。
そしたらなんで辞める選択なんだろうって思って、泣いても仕方ないし
何を言っても踊るの大好きで辞めるなんてやっぱりありえない。

スキーも海も辞めたのはプレイ中に脱臼したら本当に生死に関わるから。
だから、この大好きな二つは諦めた。
でも、ベリーダンスしていて脱臼しても死なない・・・
そう思えたら、痛いのを我慢して恐怖さえ取り除けばダンスできるんだって、
考え方をチェンジしたら吹っ切れました。

ワタシの大好きな野球選手の下柳投手が言ってた言葉思い出した。
「大好きな事なら困難があっても続けていける。途中で諦めた人は〇〇が故障したから、
とか△△が痛いからとか言い訳するけど、ワタシは野球が好きだからやっている」
って言ったのを思い出した。

ワタシもベリーダンス大好きなので辞めません。
脱臼しても踊り続けます。

ながい話しにつきあってくれてありがとうございました。
これからも、がんばっていきます。

また、あしたから「る~のくだらなブログ」も続けます。

2009年7月28日   Loux