昨夜12時半ころの帰り道。
我が家に程近い所で、みーちゃん(野良猫)がウロウロ。
子猫も後を追うように、行ったり来たり。
？二匹しか居ない…
三匹じゃなかった？
みーちゃんの行動がおかしいので耳を澄ますと、子猫の鳴き声が！
近寄ってみると、だんだんと声がハッキリしてきた。
どうやら雨樋の筒から聞こえる。
凄い苦しそうな声。
みーちゃんも心配そうにワタシと並んでじっとしてたけど、どーするコトもできない…
雨樋のお宅をノックしてみたけど時計は午前一時にさしかかろうとしてる、さすがに寝てるよね。
どうしようか悩んだ末。
ええ、かけましたよ"119番"
事情を説明したらすぐに向かいます、とのこと。
待つこと10分足らずで来てくれました。
男前な消防隊の方々。
スッゴい大きくてカッコイイ消防車で。
まず、子猫の位置確認から。
やはり雨樋から聞こえるとのコトだったけど細すぎるから入ってないのでは、と話していたら！
上からしっぽらしきモノが！
雨水を一旦貯めてから、樋に流す正方形の箱型の所に居ることが判明。
梯子をかけて、一番若手と見られる隊員さんが救出に。
なかなか引き上げられない。
どうやら首が樋に詰まっているらしい。
そこでベテラン隊員さんと交代。
それでも引き抜けない模様。
家主さんが居ないので、壊すことができないため、どうにか救出したいのに詰まってる。
消防隊員さんと相談した結果、家主さんと交渉しましょうってコトになり、真夜中でしたが戸をドンドン叩きました。
事情を説明したら、すんなり承諾してくれて、雨樋の解体から。
樋と箱の部分が外れ、目に入ったのは息絶え絶えの子猫のかお。
びくともせず、首を絞めてる感じ。
引き抜くコトができないため、ペンチを使って少しずつ切っていった。
何分経っただろうか、だんだん子猫の衰弱がうかがえる。首の部分が硬く難航してる。
ちょっとづつ、ちょっとづつ切れ目を入れ、やっと外れました!!!
とりあえず、子猫生きてる！
隊員さんにお礼を言い、住所、名前、電話番号を書かされました。
夜の夜中に子猫の救出。
6人もの隊員さんが来て当初は"あの〜そんなに人いらないデスヨ"とか思ってたのに誰も無駄な人は居ませんでした。
凄いの、ちゃんと持ち場があるの。
ボヤっとしてる人なんて誰も居ないの。
(子猫を心配しながら観察もしてたり…)
そして子猫の救出に嫌な顔一つもしなかった。
そして子猫はとりあえず我が家でお水を飲んでご飯食べて、身体拭いて暖めたら元気になったので、みーちゃんに返しに行ったよ。
救出直後はぐったりしてて、お医者さん連れて行かないとダメかと思ったけどクリクリのお目目もちゃんと開いて安心した。
初めてレスキューお願いしたけど、子猫でもちゃんと対応してくれた。
本当にありがたいと感謝の気持ちがいっぱいになりました。
税金ちゃんと払っていてよかったな♪って思った(笑)
そんなこんなで子猫とバイバイしたのが午前三時過ぎ。
うん、いいことをしたよ、ワタシ♪
